「誰でもCreateガイド」の開設について
Createアンバサダーの さとこよ です。ご無沙汰しております。
Xでもご報告しましたが、昨年開設したCreate .xyz日本語ガイド(create-xyz.notion.site)は実質閉鎖し、この個人サイト「誰でもCreateガイド」に規模を縮小し移転することにいたしました。
最新化できてない箇所もありますが、まずはNotionサイトの停止を目標として、この個人サイトを始動いたします。
主な理由としましては、「Notionの有料プランに登録していたものの、十分に活用できていなかったため」です。
Createの情報を調べようとした時、今なら公式ドキュメントも翻訳すれば理解できる内容ですし、アンバサダーの方も増え情報も充実してきたため、「Create.xyz日本語ガイドが必須である」という状況も減ってきたように感じています。
そのため、数ヶ月前の時点からサイト閉鎖も視野に入れておりましたが、現在も一定のアクセスがあるため、移転という形で継続することにいたしました。旧サイトはharukaさん(@haruka_apps)との共同運用でしたが、今後は さとこよ のみが運営いたします。
※harukaさんと仲たがいしたわけではないですw
旧サイトにはno-index設定を行いましたので、いずれ検索結果には表示されなくなります。
また、このサイトでは定期的に、Xで話題になっている情報をまとめたCreateニュース記事を自動生成AIを用いて発信していきます。現在、試験運用段階ですが、良好なようでしたら継続していく予定です。
Create.xyzとバックエンド
話は変わって、私がCreateを2025年も継続すると表明した際に、以下のやり取りに関する補足のお話です。
このやり取りだけでは、「私は現在のCreateに否定的な意見を持っている」と思われる方もいらっしゃるかもしれないと”個人的に”考えましたので、記事で補足をさせていただきます。
もちろん、Createは現在でも非常に有用なツールであると考えています。
機能面だけを見れば、現在のCreate .xyzでも単独のウェブサービスを構築できるポテンシャルは十分にあると考えています。
最新のAI開発ツールを網羅しているわけではないので、あくまで個人的な所感となりますが、少なくとも全くの素人がDALL-E3などを使用した簡易的な画像生成サービスを構築しようとした場合、Createはおそらく最短で作れるツールだと思います。特定のツールに関してはテンプレートも用意されており、開発のハードルは大幅に下がっています。
しかしながら、外に向けて「ユーザーを抱えるサービスを容易に構築できます」と断言するには、少々躊躇してしまう部分があります。その理由としては、データ管理周りに不安を感じる点が挙げられます。
Function生成機能の登場以降、バックエンドでできることは格段に増えましたが、データベース機能はまだβ版であり、ユーザー情報を扱うことを考えると、いくつかの懸念点があります。
例えば…
- phpMyAdminのようなUIや、SQLでの直接操作が提供されていない
(独自に同様の環境を構築すれば不可能ではありませんが…) - データベースのバックアップ・リストア機能がない
(テーブル単位でのCSVエクスポートは可能) - データベースのアクセス権限設定が、ログイン認証の有無程度に限られている
- データベースの一覧表示が簡素なため、誤操作でデータを削除してしまうリスクがある
上記のような点から、ユーザー様の情報を安心してお預かりできると、自信を持って断言することが難しい状況です。
※これらはあくまで私の経験に基づいた情報であり、誤解や認識不足の点があるかもしれません。
その他にも、バックエンド周りにはいくつかの不足している要素があります。
- 可用性が低く、Create .xyzのシステムダウンや一部Integrationの停止が発生した場合、公開中の全てのサイトに影響が出てしまう
- 定期的なバッチ処理などを実行する機能がない
- 作成したサイト側のログイン機能が簡易的で、登録確認メールなどを送信する機能がない
- ログイン機能が日本語に対応していないため、日本人ユーザーにとっては利用のハードルが高い
これだけでも本格的ツールの公開を躊躇する理由としては充分ではないでしょうか。
一方で、標準で利用できる外部API連携機能(Integrations)は非常に充実しており、LLMの利用がクレジット制になった点を考慮しても、トップクラスに多くのことができます。それだけに、これらを利用して実用的なウェブサービスを構築しようとした際に感じる、上記の課題が解消されることを期待しています。
でもですね、私が述べたような機能の多くをCreateチームが新規に実装することは、必ずしも最適解ではないのでは?とも思ってます。実装規模が大きい割にはライトユーザーへのインパクトが小さく、貴重な開発リソースをそこに割く優先順位は高くないかもしれません(開発チームの一員でもないのに勝手なことを書きますが)。
個人的に期待する解決策としては、SupabaseやFirebaseといったクラウドデータベースサービスとの連携を強化する方向性です。私もSupabaseなどを十分に使いこなせてはいませんが、これらのサービスであれば、私が課題と感じている点の多くをカバーできるため、Createチームによる新規実装を待つよりも現実的な解決策となり得ると考えています。
もちろん、別途コストが発生する可能性はありますが、この段階に進むユーザーは比較的少数であり、本格的な開発を検討している層であれば、追加コストも許容範囲となるのではないでしょうか。
ぜひ、このあたりの機能強化に期待したいところです。
これらの思いが、先のXでのやり取りに含まれていたということで記事で補足させてもらいました。
create.xyzの2025年に期待!
色々と書きましたが、私はCreate.xyzが便利なツールであると考えており、公式アンバサダーに任命いただいたことを大変光栄に思っています。Createチームの今後のロードマップはアンバサダーレベルでは知る由もありませんが、2025年もさらなるアップデートがなされることを心から期待しております。


